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血液のがんは、白血球(WBC)、赤血球(RBC)、血小板などのさまざまな血液悪性腫瘍からなります。分子生物学手法が発達しさまざまな種類の免疫学的マーカーの特性を明らかにできるようになったことにより、血液のがんに関する理解が深まり、診断と治療は大きな進歩を遂げています。
血液のがんの原因は何か?
ほとんどの血液のがんには、造血系と免疫系の破綻が関与しています。正常細胞からがん細胞への形質転換(発がんプロセス)が起こると、造血幹細胞(HSC)から分化する骨髄性とリンパ性の両方の共通前駆細胞集団が、無制御に増殖します。影響を受ける細胞集団に基づいて、さまざまな種類の血液のがんが確認されています。
血液のがんの3つの主な種類
血液のがんは大きく白血病、リンパ腫(ホジキン、非ホジキン)、骨髄腫の3つに分類されますが、表現型に基づいて、さらに複数の下位分類が確認されています。
白血病
白血病はWBCの過剰産生が原因で起こります。骨髄中の細胞に基づいて、リンパ性白血病と骨髄性白血病に分類されます。リンパ性白血病はリンパ性前駆細胞に起因し、非リンパ性白血病、つまり骨髄性白血病は赤血球・顆粒球・単球・血小板の前駆細胞に起因します。白血病は、白血病細胞の増殖速度に基づいて急性か慢性に分類されます1,2。有病率は、年齢や白血病の病期と種類(骨髄性かリンパ性か)によって異なります。.
リンパ腫
リンパ腫はリンパ球の悪性形質転換が原因で起こります。リンパ腫はその大多数がB細胞由来で、T細胞やNK細胞由来は10~15%だけです3。70種を超えるリンパ腫が報告されており、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つに大別されます。
ホジキンリンパ腫
ホジキンリンパ腫(HL)の大部分がB細胞由来です。20~34歳の若年成人で好発します。ホジキン・リードステルンベルグ(HRS)細胞がホジキンリンパ腫の顕著な特徴です。これらは異常な多核巨細胞で、ホジキンリンパ腫のクローン腫瘍プールとして機能します。CD30はHLの顕著な特徴で、HRS細胞表面マーカーです4, 5。
非ホジキンリンパ腫(NHL)
非ホジキンリンパ腫(NHL)は最もよくみられるリンパ腫です6。Bリンパ球由来のNHLでは、CD20、CD30、CD19などの細胞表面マーカーが発現しています7。フローサイトメトリーを用いてNHLの免疫表現型解析を行う場合は、B細胞とT細胞に特異的な細胞系譜マーカーを検出します。
骨髄腫
骨髄腫は形質細胞の形質転換によって起こり、原因は骨髄の微小環境の変化または形質細胞の遺伝子変異です。腫瘍が骨髄と末梢の複数の部位で発生するため、多発性骨髄腫とも呼ばれます。
フローサイトメトリーを用いる血液のがんの解析
血液のがんの鑑別診断は、さまざまな種類の血液のがんに関連する変異免疫細胞のシグネチャープロファイルを検出して行うことができます。通常、フローサイトメトリーを用いる免疫表現型解析は、全血球計数(CBC)のあとで行われる診断手順です。WBCの変化は、リンパ球数の増減、形態異常、骨髄細胞や未成熟血球の有無などの、末梢血中血球数の異常を示します。フローサイトメトリーでは、多くの液体細胞診(血液、脳脊髄液(CSF))や組織ホモジネート(骨髄、リンパ節など)のスクリーニングをタイムリーに行い、さまざまな表現型マーカーや機能マーカーを同時に調べることができます。
BD Biosciencesでは、さまざまな特異性に対応するシングルカラー抗体と血液悪性腫瘍の特徴を明らかにするうえで役立つ色素の幅広い製品ラインを取り揃えています。これらのパネルは、ラボで検証とバリデーションを行ってください。
また、BD OneFlow™ Solutionもご用意しています。試薬、設定ビーズ、プロトコル、測定テンプレートを備えた包括的なセットで、白血病やリンパ腫の免疫表現型解析の標準化に役立ちます。このソリューションにより、ラボの効率が向上し、信頼性と正確度の高い結果が得られます8,9。