BD® Cytometric Bead Array（CBA） | 抗体試薬

概要

BD^® Cytometric Bead Array (CBA) ソリューションは、フローサイトメーターを使用して、サイトカイン、ケモカイン、増殖因子、リン酸化シグナル伝達タンパク質など、様々な可溶性因子を定量するための試薬です。

The solution:

25 - 50 μLの検体量で30種類のたんぱく質の解析可能
専用の測定機は不要。一般的なフローサイトメーターで測定可能
代表的な測定項目をキット化した製品と測定したいタンパク質を自由に選択できる製品があります
- BD^® CBA Kits—Ready to Useの決まった項目ですぐに実験することができます。
- BD^® CBA Flex Sets—10pg/mLという低濃度なタンパク質まで測定可能で、自由に実験項目を組み合わせることができます。
- BD^® CBA Enhanced Sensitivity Flex Sets—0.274pg/mL の低濃度領域が測定可能です。自由に実験項目を組み合わせることができます。

特徴

BD^® CBA Kits は、Read-to-Use の代表的な決まった組み合わせ（Th1/Th2や炎症性サイトカインなど）で構成されており、最大7種類まで同時に測定することが可能です。

決まった組み合わせの項目で一貫性のある結果を

特徴:

使いやすさのために事前構成されたパネルを提供し、フローサイトメーターで複雑な生物学的サンプルの多重分析を可能にします
488 nmレーザーのみを搭載した1レーザーモデル、もしくは2レーザー（488nmまたは532nmおよび633nm）モデルのフローサイトメーターで検出できる試薬で構成されています。
Read to Useの製品で、80サンプルの分析に必要なすべてのバッファーと試薬がキットに含まれています。
使いやすさと迅速なデータ分析のために厳密に検証し開発されており、感度、再現性、品質を考慮して選択された抗体ペアで構成されています。
ダイナミックレンジ、感度、およびネイティブの生物学的サンプルに対する平行滴定曲線について評価される抗体ペアが含まれています
アッセイ性能に対する血清および血漿タンパク質の有害な影響を低減するために処方されたアッセイ希釈液および洗浄バッファーを提供します
FCAPArray™ソフトウェアを使用して解析します。これは、個々のビーズ集団をゲートし、アレイ内の各分析物の蛍光強度の中央値（MFI）を決定し、検量線を生成します。

FCAP Array™ ソフトウェアについては、こちらのカタログをご覧ください。

BD^® CBA Flex Sets は、 488-nm もしくは 532-nm laser　と633-nm laser の2レーザーを搭載した機器を用いて、最大30パラメーター同時に測定することが可能です。

The flex setsは、自由に測定項目を組み合わせることができる柔軟性を兼ね備えています。

特徴:

ヒト、マウス、ラットの可溶性タンパク製品、ヒト免疫グロブリン製品、シグナル伝達関連リン酸化タンパク製品をご提供しています。
目的の項目を選択し、各々の製品ラインに最適なバッファーキットと合わせてご使用いただくことで、1項目から30 項目同時に測定することができます。
Master Buffer Kitは、各製品群ごと開発されています (Human Soluble Protein, Mouse/Rat Soluble Protein, and Human Immunoglobulin)。
5つの簡単な手順に従って、マルチプレックスを簡単に構築できるようにします。完成したアッセイは、2レーザーのフローサイトメーターでデータを取得し、FlowJo™ v10 Software を使用して、またはダウンロード可能なプラグインを使用してFlowJo™v10ソフトウェアで分析できます。

Refer to the brochure for FCAP Array™ Software parameters.

BD^® CBA CBA 高感度 Flex Setを使用すると、1 pg / mL未満のサイトカインを検出し、標準の BD^® CBA Flex セットでは検出限界値下サンプルでも定量できる可能性があります。

キットは、単一の血清、血漿、または組織培養上清サンプル中の複数のタンパク質を定量的に検出するための信頼性の高い柔軟な方法を提供します。

特徴:

測定限界値は、0.274 pg/mLです。これは、通常のFlexセットの測定範囲は、5〜10 pg / mLですので、約35倍の感度です。
炎症と白血球の分化に関与する10種類のサイトカインのアッセイから複数選択し、測定することが可能です。
わずか25〜50μLのサンプルで最大10のタンパク質を分析できるため、単一のサンプルからより多くのデータをより短い時間で提供できます。ELISAなどの手法では、1項目測定するために、１サンプル用意する必要があります。
専用のMuster Bufferキットが準備されており、その中に必要なBuffer類がすべて含まれています。
1項目から複数の項目を組み合わせた実験系に対応でき、一貫性のあるデータで確信をもって測定できます。セットに含まれる抗体は、標準物質に対するダイナミックレンジ、感度、検量線の直線性を予めテストされたペア抗体です。また、BD CBA Flexセットと同様の標準物質を用いて、タンパク量を検出するため、双方のFlexセットから得られる結果は相関性があります。
バックグラウンドが低く、シグナルが明確になるようテストされた最適なアッセイプロトコルで一貫した結果を得ることができます。
FCAPArray™分析ソフトウェアを使用します。これは、個々のビーズ集団をゲートし、アレイ内の各分析物の蛍光強度の中央値（MFI）を決定し、検量線を生成します。

Refer to the brochure for FCAP Array™ Software parameters.

BD^® CBA Functional Beads を用いる、独自で抗体を結合させ、組み合わせを作成することができます

柔軟性を高めるための追加オプションを提供します

特徴特徴:

BD^® CBA Functional Bead Conjugation Buffer Kitのバッファーと一緒に一般的な実験用品を使用して、4時間以内に抗体またはタンパク質のコンジュゲーションを可能にします。
既存のELISAをビーズベースのイムノアッセイに変換するための理想的なプラットフォームを提供します。これは、BD^® CBA Flex Setアッセイのポートフォリオと混合できます。
複数のビード位置を持つ新しいマルチプレックスパネルの作成を可能にします
1回の反応で最大1,000のテストを準備する機能を提供し、多数のテスト間で一貫性を確保します