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Overview
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セルソーティングを可能とする、高速な画像解析

フローイベントのリアルタイムな画像判定、包括的な細胞特性評価、画像ベースの正確なソーティングは、あなたの研究に確信を持たせ、加速させます。

 

BD CellView™ Image Technologyは、画像と従来のフローサイトメーターのデータをリアルタイムに統合する事により、ソーティングと解析の技術を向上しました。これまで研究者が手の届かなかった生物学的な疑問に答えることを可能にし得る、新しい高速セルイメージングテクノロジーです。

 

新たな発見のブレイクスルーとなる、細胞の正確な情報を得ることが出来ます。

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実際の動作をご覧ください

フローサイトメーターでリアルタイムかつ直接に、画像データを取り扱う様子をご確認いただけます。

 

各イベントの画像とフローサイトメーターのデータはシームレスに統合され、データの取得中であっても、プロット上のドットにマウスを合わせることで、イベントの画像を簡単に表示させることができます。ゲート内の全てのイベント画像を確認できるIMAGE WALL機能があります。サンプル測定時には、IMAGE WALLはリアルタイムで更新され、測定された直近の50イベントが表示されます。

 

 
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これまでにない、高速なシングルセルイメージング技術

BD独自の技術により、高速画像処理が可能となり、セルソーティングをも実現しました。

 

BD CellView™ Image Technologyは、イメージングとフローサイトメトリーを組み合わせた他のテクノロジーとは異なり、細胞の画像化にカメラを使用していません。この技術的な違いは、より高速なイメージングを可能にするという点において重要です。

 

これまでのイメージングフローサイトメーターでは、流体制御を厳密に行う必要があるカメラベースの技術が用いられてきました。そのため高速な液滴セルソーティングは、実現できていませんでした。

 

BD CellView™ Image Technologyは、これらの条件に制限されない、カメラ不要の画像処理を行い、従来のイメージングフローサイトメーターのテクノロジーよりも、高速なデータ処理を実現可能にしました。さらには、ターゲット細胞のリアルタイムでの観察や、従来のフローサイトメーターにはない、画像情報のパラメーターを利用した、新しいゲーティングストラテジーへの展開が可能となり、セルソーティングのパフォーマンスをさらに飛躍させます。. 

 

テクノロジーの紹介  >

イメージングフローサイトメーターで“違い”をビジュアル化する

確信ある結果

 

確信ある結果

 

正確な画像情報に基づいたゲーティングと、個々の細胞の特徴を、リアルタイムで視覚的に確認することにより、細胞集団に関するデータの妥当性をもたらせます。

新しい解析機能

 

新しい解析機能

 

画像解析で可能となるパラメーターと、従来のフローサイトメーター解析によるパラメーターを組み合わせる事により、さらなるアプリケーションの幅が広がります。

包括的な解析

 

包括的な解析

 

イメージ情報を含んだフローサイトメーターのデータは、個々の細胞の表現型や形態の根底にある分子生物学的見解に結びつく、ラージスケールなデータセットを構築します。

BD CellView™ Image Technologyは幅広いアプリケーションに使用できます。

従来のフローサイトメーターでパラメーターを使用するのと同じように、定量的な画像情報を用いてゲーティングとソーティングをすることが可能です。

解析とセルソーティングの性能を向上させたBDの新しいフローサイトメーターは、免疫学の分野に限らず、腫瘍学、細胞生物学、植物学、微生物学、ゲノミクスなどの多岐に渡る分野で応用できます。

ドットプロットやヒストグラムを用いて、画像情報を表示し、取り扱う事により、簡単にゲーティングやソーティングを行うことができます。散乱光と蛍光シグナルの空間的および形態的な情報により、以下のようなアッセイが可能になります。

 

  • 細胞内構造要素(細胞小器官)
  • 細胞内在性と輸送
  • 細胞間相互作用(癌細胞の死滅と免疫シナプス)
  • より詳細なDNAや細胞解析
  • その他
 
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“We’ve been longing for years to have fast, robust and fluorescence enabled single-cell imaging integrated into a standard flow cytometer that would allow us to picture the cell and provide spatial information. This is exactly what BD CellView™ Image Technology achieves – pairing its reliable high-end cytometry technology with a very clever way of generating imaging parameters on the fly.”

 

Dr. Malte S. Paulsen

Head of Scientific Platforms at the Novo Nordisk Foundation Center for Stem Cell Medicine and previous Head of Flow Cytometry at EMBL Heidelberg

 

BD CellView™ Image Technology Early Access User

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Technology
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BD CellView™ Image Technologyの原理

我々の技術のイノベーションである高速細胞イメージングは、無線通信で広く使用されているテクノロジーを利用することにより可能となりました。

BD CellView™ Image Technologyは、直交周波数ドメイン多重方式(Orthogonal frequency domain multiplexing)を採用する事により、フローサイトメーターで使用している電子および光学コンポーネントを用いて細胞を画像化することができます。

カメラを必要としない我々の独自技術は、困難であったリアルタイムでの画像を取得することに実現しました。画像データの取得と数値化(定量化)は瞬時に行われるため、ユーザーはサンプルの測定時にリアルタイムにて解析またはソーティングに画像データを用いることが可能になります。この技術は、今までにない、新たなフローサイトメーターの可能性を見出します。

 

 

画像データが得られる情報

 

Eccentricity (離心率)

 

分析領域内の特定パーティクル分布の最短軸と最長軸の比率

 

使用例:ダブレット識別、クラスター識別

 

すべての画像チャネルにて使用可

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Max Intensity(最大輝度)

 

分析領域に関わらず、イメージ内の最も明るいピクセルの輝度。

 

使用例:点状の蛍光分布、貪食アッセイ、細胞周期解析

 

すべての画像チャネルにて使用可

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Size(サイズ)

 

イメージ内の設定した(ピクセル)閾値より明るいピクセル数

 

使用例:未標識ソーティング、点状の蛍光

 

すべての画像チャネルにて使用可

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Radial Moment(ラジアルモーメント)

 

分析領域の中心からのピクセル平均距離

 

使用例:偏心を用いたダブレット識別、細胞間相互作用(細胞シナプス)

 

すべての画像チャネルにて使用可

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Correlation(相関)

 

解析領域で定義された画素の領域内で、2つの撮像チャンネルの位置が同じである度合い

 

使用例:転位解析(トランスロケーション解析)

 

任意の2つの画像チャネルで使用可

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Delta Center of Mass(デルタセンターオブマス)

 

分析領域内における2つの蛍光イメージパーティクルの距離

 

任意の2つの画像チャネルで使用可

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FSC(前方散乱光)

粒子(細胞)がレーザーを通過するとき、光と粒子の相互作用により、光はあらゆる方向に散乱します。

 

前方散乱光の検出器は、レーザー光路上に設置され、わずかな角度に散乱した光を測定します。前方散乱は、粒子(細胞)サイズと近い相関性を示します。

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SSC(側方散乱光)

 

粒子(細胞)がレーザーを通過するとき、光と粒子の相互作用により、光はあらゆる方向に散乱します。

 

側方散乱光の検出器は、レーザー光路に対して垂直(90°)に散乱する光を測定します。側方散乱光は、粒子の内部の密度または複雑さと近い相関性を示します。

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Light Loss (ライトロス)

 

粒子(細胞)がレーザーを通過するとき、光と粒子の相互作用により、光はあらゆる方向に散乱します。

 

粒子(細胞)による光の散乱や吸収によって、レーザーから失われた光(光子)を測定します。

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Sample Data
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Use image features to measure the relative location of fluorescence signals and track morphological changes in cell populations

HT-1080 fibrosarcoma cells were treated with TNF-a and then subsequently fixed, permed and stained for p65 (NFκB) using a secondary FITC-labeled antibody. The cells were then counterstained with the DNA stain DRAQ5™. BD CellView™ Image Technology enables the measurement of the relative spatial correlation between the NFκB FITC signal and the DNA DRAQ5™ signal. A correlation score of 1 indicates that both signals occupy the same space spatially.

Measuring translocation:

HeLa cells expressing fluorescently tagged NFκB with DRAQ5™ DNA counterstain

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